備前の焼締用キメが細かい土を使い、さらにヤスリで何度も磨き上げて仕上げた松本かおるさんの器。
焼締と聞くと、どっしりした男らしい雰囲気のものを想像する方が多いかもしれませんが、
松本さんの焼締の器は見たまま薄く、そして軽く、ヤスリで仕上げた表面は口当たりもよく、驚くかと思います。
焼締は使えば使うほどしっとりとしたツヤが増し味わい深くなります。毎日使う飲み物を飲む器にぜひ
取り入れていただきたい作品です。
こちらは、内側は焼締の仕上げ、外側は刷毛で漆を三度塗りして仕上げています。
焼締の表面はビールの気泡を細かくする特徴があり、ビールを美味しく召し上がることができます。
また、外側を漆で仕上げているので、つるっとした漆器の口当たりになります。
焼締め陶器のお取り扱いについて
・焼締めは釉薬をかけない焼き物ですので、水分をしっかりと乾かしてからしまって頂くことをお勧めします。
使えば使うほどしっとりとしたツヤが増し味わい深くなります。
漆器の取り扱いについて
・使用後は、ぬるま湯か中性洗剤をつけた布巾やスポンジで洗い、柔らかい布で拭いてください。(湯水につけおかないでください。)
・変形、変色しますので、電子レンジ・食洗機・乾燥機等はご使用にならないでください。
・収納時は日の当たらない涼しいところで保管してください。
・漆を使用しているため体質によってはかぶれる場合がございます。
・漆の性質からご使用の当初 漆独特の匂いがする場合がございます。匂いが気になる場合はお湯を入れてしばらく放置いただき、匂いが気にならなくなるまで繰り返していただきますと消えてゆきます。
【商品サイズ】
直径 75mm × 高さ110mm
容量：150ml
※手づくりの商品ですので、個体差があります。ご了承下さい。
【作家について】
松本かおる
岡山県備前陶芸センターで学び、備前焼 星正幸氏に師事。
備前のキメの細かい土を使い、ヤスリで何度も磨きあげ、
薄造りの焼締のイメージとは違った雰囲気に仕上げているのが特徴的です。
現在は石川県能都にて作陶しており、焼締に漆を塗り上げたシリーズも開始。