
萬に壱つ
「巣 徳島SFアンソロジー」の発売記念に行われました。
【展示会情報】
吉村萬壱 写真と言葉展「萬に壱つ」
2023/11/25(土曜日)-12/3(日曜日)
徳島ゆかりの芥川賞作家の吉村萬壱さんが執筆の合間に撮った日々の写真を、阿波和紙にプリントして展示。SNSに呟いた吉村萬壱の言葉をアーティストida ayaが刺繍作品にして同じ空間に吊る。異色空間で観る写真と言葉展です。
展示会後オンラインでも写真と刺繍作品「コトノハリボン」の販売を行います。
販売期間:12/4(月曜日)-12/10(日曜日)
吉村萬壱(よしむらまんいち)
1961年愛媛県松山市生まれ、大阪育ち。2001年『クチュクチュバーン』(第92回文學界新人賞)で小説家デビュー。2003年『ハリガネムシ』で第129回芥川賞受賞。2016年『臣女』で第22回島清恋愛文学賞受賞。近著は自伝的エッセイ『哲学の蠅』(創元社)、小説『CF』(徳間書店)。父親が徳島県小松島市出身。
井田亜矢(ida aya)
三重県在住。愛知県立芸術大学 デザイン学科卒業。グラフィックデザイナー。
SNS(X)で、流れてくる呟きを拾って標本箱に収める「無断標本製造所」の管理人。2018年より年数回の展示活動開始。
2023年4月 gallery ARCA 兵庫県神戸市/5月 堀川ギャラリー 愛知県名古屋市/gallery 魔法の生活 大阪市此花区/11月 e labo work 沖縄県那覇市/12月 gallery green & garden 京都市/2024年2月 VOUSHO Coffee Factory 愛知県瀬戸市


巣 徳島SFアンソロジー

吉村萬壱 写真と言葉集「萬に壱つ」

巣 徳島SFアンソロジー+吉村萬壱 写真と言葉集「萬に壱つ」 セット

「嗚呼!!」

「今は、突然涙が出るのはごく普通の生理現象なので心配要らんよ。」

「10枚に匹敵する1行が書けたら、その日は…」

「他人に期待しないで、ちょっとだけ…」

「一人ぼっち上等じゃないかバカ。」

「海って、何もアドバイスしてこないところが良いのう。」

「どんなに速度が遅くとも、止まることなく流れているという…」

「信頼している編集者から久しぶりに小説表現が…」

「どんな集団の中にいようと、どこまでも徹底した個人でいたい。」

コトノハリボン「こんな世界で、自分だけ正しいってことなんてあるか?」

「 作者が自作を解説・解題すればするほど作品が…」

「君たちはなぜ死んだのか。調べてみると…」

「世界って時々モノクロになるよね。」

「悪を百万回たたいたところで、それは自分が…」

「束ねる。特に何も言いたいことのない小説を書いているので…」
