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ナガヤプロジェクト

nagaya.の裏はどうなってるのか?〜3号室は「図書館」だよ

森と申します。nagaya.さんの裏で「ナガヤ図書館おとなり3」という図書館を運営しています。

 

実はこの図書館が2月14日でオープンから3周年になるんですけど、いまだに「え? そんなとこに何かあったっけ?」とか、「図書館って一体何なんですか」とか言われるので、3周年目、え?今更??って話なんですけど、今日は「nagaya.の裏はどうなってるのか?」って話しますね。

 

あ、あらかじめ言っときますけど、趣味が「カフェめぐり」っていう松浦弥太郎とかが大好きそうなカフェインジャンキーとか、休日パンケーキ食べることに幸せ感じてる人は、多分、この先を読んでも、何も得ることがないかもしれません。

 

逆に「私はスラヴォイ・ジジェクの話をしたくてたまらないのに、なぜ徳島ってこうも知的刺激が少ないのか。」とか「会社やめたいけど、会社行きすぎてその元気すら奪われてる。ガツンと脳天を何かのショックでブチ割られたい」とか「移住してきたけど、徳島では従順な人型羊ばかりで、ナワバリ争いキモいし、そろそろ他県に引っ越したい」とか思ってる人は、以下の記事なんか読まなくていいから、とにかく一度、おとなり3まで来てください。

 

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おとなり3は「徳島一のへんてこスポット」「徳島流しそうめん最後のザル」を自認する図書館です。図書館だから何ができるかっていうと、本が借りられる。無料です。

 

この時点でたいていの徳島の方には理解していただけないらしく、「え?お仕事は?」とか酷いときになると、つーか結構しばしば「いくらくらい儲かっとんのですか」とか聞いてくる人がいる。お前は自分の年収聞かれたら答えるのか、バーカ! 家、土地、車、披露宴。学習塾、葬式、ケンタッキーフライドチキンだけで人は生きてるわけじゃねーんだぞ。

 

もう一度言いますけど、おとなり3は図書館なので、本が借りられます。無料。1人2週間3冊までというルールなんですが、ぶっちゃけ誰も守ってないです。この前、5000円する本を2年間借りてた人が本の返却に訪れたくらいです。

 

蔵書は2400冊以上。こう言っても、徳島ではたいていの人は興味ないでしょうが、ハンナアーレントとかピエールブルデュー、ジョルジュバタイユみたいな割と難解めな思想書から、英語で書かれた料理本(向こうのcookbookって高いよね)、海外国内各種文学から、電気グルーヴのどーでもいい対談集まで、知的好奇心がない人には一切知的好奇心を喚起しない本が並んでます。

 

入ってきた「お客さん」見るとすぐわかりますね。「本読む人か読まない人か」っていうのは。読む人は本棚本棚で引っかかる。普段読まない人はツツツーって、目線が滑ってって「ほ、ほな、また来ます! あ、あひゃあ!」って感じで逃げていきます。もう来るな!(来る者拒まず去る者追わずがポリシーなので、これは冗談です)

 

蔵書のセレクションも、自分で言うのもなんですが、そんなに悪くないと思います。先日、新しく高松にできた「本屋ルヌガンガ」さんに行ったのですが、ジュンパラヒリからphaから置いてある本、結構かぶりまくりだったし(ドゥルーズはうちにはないけどね)。あ、ルヌガンガさんはとってもいい、本当にいい本屋さんです。これは絶対に行ってください!

 

まあ、でも本なんて借りなくていいでしょ。そういう人は自分でたくさん本読んでるし、読みたくなったら買うしね。でも、本が好きな人が集まる、ちょっと変わった人が集まるのが「図書館」なんですよ。それっておもしろくないですか?

 

以下は「おとなり3」で過去に開催したイベントの一例です。

 

・LINEスタンプをつくろう!講座
・ソンモ展(敷島さんの夫のツイート3万字分を臍の緒とともに展示)
・かぼすだちがい(カボスとスダチの食べ比べ)
・屋外で麻雀&シーシャをする会
・藁人形づくりワークショップ
・ビットコインを買おう!
・YouTuber養成講座
・出版社をつくろう
・詩の朗読&本を燃やすハロウィン
・ボディコンハウスマヌカンによるCDシングルタロット占い
・絵本 de お茶会
・冬の編み物教室

 

また、図書館の2階は、畳&こたつの「まるでおじいちゃんち」になっており、ここで子ども向けのプログラミング教室や、いわゆる子ども食堂のような活動も定期的に開催しています。

 

最近も「古本屋をやりたい」人を集めて、一緒に古物免許を取りにいったり、肉骨茶屋台(検索してみてください。東京じゃ最近専門店ができた)を準備したり、哲学バーやフェミニズムのZINEづくりなどに取り掛かってます。

 

徳島って、地方っていうのもあるし、自然と皆似てくるというか、落ち着いてきちゃいますけど、中にはへんてこな人だっていて。そういう1%だか、5%だか知りませんけど、そういう変な人、なかなか馴染めない人と出会えたらと思って、やってます。

 

3年経とうが5年経とうが興味ない人は興味ないだろうし、逆に変な場所に出会って、人生変わっちゃう人だっている。ぼくは今、あなたに呼びかけてる。とにかく気になったら来るだけ来てみて。「森さんいますか」って聞いてみて。いなかったらごめん。気になる人は事前に@moriteppeiとかまでTwitterでリプとかください。

2018/02/06